過疎で廃校になった学校を水族館にかつようしているというニュースを見ました。
興味があるので、ここに書いてみます。
水族館の名前は?
むろと廃校水族館(むろとはいこうすいぞくかん)
場所はどこ?
高知県室戸市室戸岬町
元「椎名小学校」
【アクセス】
所在地:〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町533-2
電話:0887-22-0815
・大阪から高速バス6時間
(なんば発 徳島バス室戸行き)
・高知龍馬空港より車 1時間40分
・東部交通バス・安芸甲浦線「むろと廃校水族館前」バス停より 徒歩1分
※「椎名学校前」と「むろと廃校水族館前」は同じバス停
駐車場:30台 バス2台
開園時間と入園料は?
9:00~18:00
10月~3月は閉園17:00です。
入園料:高校生以上 600円
小・中学生 300円
小学生未満 無料
室戸市民は割引あり
年中無休
どんな水族館?
2018年4月オープン。
みんなが通える学校です。
屋外プールと校舎内に設置した水槽には、サメやブリ、サバ、カメなどがゆったりと泳いでいます。

学校でありながら水族館!
水族館でありながら学校です。

机や椅子学校のものをそのまま使用して、今学校に通っている人も卒業してしまった人も再び通える学校になっています。
なぜ水族館に?
2015年、当時の室戸市長が若月さんに水族館にできないかと話をもちかけ、若月さんは快く受け入れされたようです。
その時に「ウミガメをプールで飼っていいですか?」と質問し、市長は快諾し廃校水族館の準備がスタート。
始めるにも資金が必要だったが、四国で2つの水族館が来年オープンのため、予算がたった5億円。
室戸市議会や市役所職員は対反対だったようです。
無駄な投資や観光客誘致効果を上げないナンセンス事業とバッシングもあった。
予算も少ない中、水族館を作り上げた。
廃校と言うイメージを看板に掲げ強調し、ノスタルジックで楽しいたくさんのアイデアで作り上げた。
ネーミングは、そのまま【廃校水族館】
学校なのか水族館なのかを思わせるような造りやコスト削減?のインテリア(机椅子など)にした。
オープンすると、予定をしていた年間来館数4万人を3か月で達成!
その後も来館者は増え続け、1年あまりで室戸市の人口の10倍以上となる20万人が来館するほどになった。
雑誌などにも取り上げされ、海外からも取材に来るほど。
高知県産業振興計画賞、龍馬賞までも受賞。
廃校水族館は一躍有名な話題の水族館に成長している。
若者が減り、過疎の波に飲まれる室戸市で、廃校水族館は地域一帯の希望の光になっています。
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