
最近は、オール電化が増えてIHのコンロを使われているご家庭も多くなってきていますね。
私は、昔ながらのガスが好きなので、ガスコンロを使用しています。
ガスと言うと、怖いイメージがありますよね。
私も実際には怖い印象は無いとは言えません。
でも、上手く使えば全然安心ですし、火力があります。
逆に電気の方が見えないので私的には怖いです。
ガスコンロでも色々種類があります。
昭和の時代は、ガスコンロは下手すればマッチで点火するような頃もあったような??
それが、ダイヤルを回せば点火するようになって。
その後は、電池を使うようになり、ボタンを押すだけで点火するようになりました。
現在もその仕組みになっていますが、ビルトインと言うシステムキッチンにセットされるガスコンロには、電気のコンセントをさして使用するものも増えています。
しかし、この電気をコンセントから取るタイプは、停電になると使えない状態になるので、その後は緊急時に電池も使えるようになる機種が増えてきています。
10年以上前ですが、加熱防止のセンサーが義務付けられるようにもなりました。
それが温度センサーと言って、コンロの火が出るバーナーの真ん中に棒が出ている部分がセンサーになります。
このセンサーでなべ底の温度を感知して高温になると自動でガスを止めると言う機能です。
センサーのお陰で立ち消えや点火しにくくなってしまうと言うこともあり、価格が高めのコンロには、センサーを解除できる機能もつくようになっています。
他にも、湯沸し機能や、てんぷらの温度設定が出来る機能、ご飯を15分で炊ける機能がついていたり。
今はグリル(魚焼き)部分で色々な調理ができるようになっている機器もあります。
焼き芋とかクッキーとか、私も魚を食べないので、グリルはおもちを焼いたり、トーストしたりとかなり便利です。
最近のグリルは横幅の広いものが主流になり、便利に調理ができるよう作られています。


肝心のガスが消えたら・・・のお話です。
ガスが消えてもガスが出っぱなしだと、電気の点け消しだけで爆発する可能性があるので大事故が起きてしまいます。
そのため、30年以上前から、立ち消え安全装置と言うものがガスコンロには設置されています。
立ち消え安全装置は、別名サーモカップルと言います。
そのサーもカップルですが、どこについているかと言いますと。
火の出るバーナーの脇についています。(写真の立消え安全装置を参照)
形はボールペンの先みたいな上に向ってとんがっています。

なぜそんなところに?と思いますよね。
火がついているか居ないかを確認して作動する部品なので、一番火に近い場所に設置されています。
写真もコンロの火が点いているので、サーモカップルに炎が当たっているのが分りますね。
サーモカップルは、コンロの火の熱を感知して、ガスを継続して出していくようにする機能を持っています。
サーモカップルが、熱さを感知しないとガスは出ません。
そのため、ガスが止まると言う仕組みです。
長年コンロを使用しているとサーモカップルの反応も鈍くなります。
鈍くなると言うと・・・ガス漏れしてしまうと思う方が多いと思いますが。
安心してください。
逆です。
ある意味嫌ですよね。
ガスを出さなくなるため、火が点かなくなってしまうわけです。
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サーモカップルの反応が悪くなる原因
①吹きこぼれで、汚れがついてしまった。
②経年劣化
③コンロの汁受け皿にアルミホイルを敷いている。
上記が考えられます。
【その対処方法】
①は、しっかりお掃除をして綺麗にふき取りましょう。
②は、サーモカップルを交換するようになりますので、ガス屋さんに依頼してください。
③は、アルミホイルのシートを外す。
なぜ?って思いますよね。
アルミホイルのシートでサーモカップルを隠してしまっているからです。
その部分を隠さずによけてシートを敷く分にはそのまま使用できます。
サーモカップルは、コンロの全ての火が出るところに使われています。
そのため、一番壊れやすいのは、グリルになる可能性が高いです。
勿論、魚をあまり焼かないと言う場合はあまり他と差はないかと思いますが。
魚を焼くと、油がかなり出るので、実際にグリルで魚を焼かれた方はわかると思いますが、ベトベトの魚焼きの網と受け皿になってしまいます。
そのため、その油でサーモカップルも汚れてしまうと、点火しにくい状態になります。
同じように見えるのに価格に差があるのは??
ガス屋さんで販売しているコンロは定価に近い価格なので高いと感じると思います。
しかし、後々のアフターフォローがしっかり行ってくれるので、特にご年配の方にはおすすめです。
量販店でも同じように見えるコンロが販売されていると思います。
価格は、かなり安くなっていますよね。
何で??同じ物なのに??・・・と思いませんか?
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違いは・・・
またまた目には見えにくい場所になります。
グリルのバーナーが違います。(全てではないですが)
【ガス屋さんで販売しているコンロ】
・遠赤外線バーナー(セラミックバーナー搭載)
【量販店で販売しているコンロ】
・ステンレス製バーナー(メタリックバーナー搭載)
ステンレス製バーナーは、よく言う遠赤外線バーナーではないって事です。
遠赤外線バーナーは、セラミック(石)で出来ています。
しかし、量販店で売られているコンロは、メタリックバーナーと言う、ステンレスで出来ているバーナーになります。
このバーナーは、セラミックよりも魚に火のとおりが悪く、焼く時間もかかります。
表は焦げるけど、中まで火がとおりにくいと言う状態です。
そして、セラミックバーナーは石ですので、魚の塩や油には強いんです。
そして、スモークレスグリルになっているものが多いです。
魚を焼くとかなりの臭いと煙が発生しますよね。
その煙と臭いを減らせる機能がスモークレスです。
スモークレスと言う名前だけあって、煙がないという意味です。
どうやって煙を無くすの?って思いますよね。
それは、セラミックバーナーは、排気口の方までバーナーをつけて、後ろのバーナー(アフターバーナー)で加熱して煙を蒸気にさせるのです。
そのため、煙が出にくくなりますし、同時に臭いも押さえられます。
そして、ステンレスで出来ているメタリックバーナーは、一応ステンレスですけど、石に比べたら錆びます。
魚の塩や油で錆びて、ひどいとバーナーは上に付いているので、下へ落ちてしまいます。
価格帯の違いはこんな感じです。
でも、魚食べないから安いコンロでいいわって言う方は、量販店のコンロでも充分に使えます。
逆にアフターフォローや機能のいいコンロを欲しいと言う方は、しっかり内容を説明してもらえるようなガス屋さんへ頼むのが良いと思います。
システムキッチンのコンロの場合、コンロ設置のみと言う業者も最近はかなりあり、その場合はコンロはガス屋さんとあまり変らないものを設置してもらえます。
ただし、アフターフォローはしてくれない業者が殆どです。
その分価格帯は安くなっています。
今の時代は、色々選べるので、自分に合った方法で購入ができますね。
電気では、こんなに時間がかかるの?って思う事がかなりあります。
ガスは正しく使用すれば、電気よりも力があるので、とても使いやすいです。
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